S(シーガルズスタッフ)
では、よろしくお願いします。
まずはじめに、簡単に経歴を教えてください。
Y(山田選手)
幼稚園と小学校はFC鷹というチームでやっていました。
小4~6は川崎市トレセン、中2以外U-13~U-18まで県トレセン、中3の時は関東トレセンに選ばれました。
S 幼稚園からやっていたんだね。きっかけは?
Y これは恥ずかしくてあんまり言いたくないのですが、3歳の時に好きな子がサッカーを始めるから私もやろうと思って。でも結局その子は1週間くらいでやめちゃって、私はここまで続けていました。
S シーガルズを選んだのはなぜ?
Y ちょうど平日の練習場所が東戸塚に移るタイミングで、環境も良かったからセレクションにチャレンジしてみようと思いました。
S 進学のタイミングで高校サッカーでなくシーガルズを選んだ理由は?
Y 中高一貫校だったっていうのは理由としてあります。
高校サッカーにあこがれがあったのも事実ですが、いつも関東大会の2回戦で負けて全国をあと一歩のところで逃してきた。やっぱり一緒にやってきた仲間と全国に行きたいという思いが強かったです。
S ということは6年間で1番印象に残ったのは?
Y やっぱりクラブユースで全国大会にいけたこと。高3最後で目標を達成できた。
でも、もちろん嬉しかったけど、個人的には体調を崩してしまって一度もゴールを決められなかったのが悔しかった。
結果としてこの時の不完全燃焼感が大学でもサッカーをやりたいと思わせてくれたし、受験へのモチベーションにもつながりました。
S シーガルズで過ごした6年間はどうだった?
Y 最後のほうはこれまで一緒にやってきた仲間と過ごせる時間が減っていくのが悲しかったです。
たぶん家族よりも長く時間を過ごした仲間たち。こんな風に一緒に時間を過ごせる仲間ができたことが幸せでした。喧嘩もあったけど、学年が上がるにつれて良い距離感と信頼関係を築いていけたと思います。
S サッカーと勉強との両立はどうだった?
Y まずは早い段階で進路を決めること。先輩たちを見ていて、高3になってからでは時間がないんだと感じていました。
サッカーを続けていきたいと思っていた中で、高1の時にいくつかの大学と対戦をしてその時に筑波に惹かれました。それからは入試に必要なことを調べて(受験方法や内容など)高1からコツコツやってきた。
グランドへの行き帰りの電車で10分だけでも英単語を覚えたり。
S 今振り返って、やっておけばよかったと思うことは?
Y 勉強に関してはこれ以上ないくらい頑張れたと思う。
サッカーに関しては、怪我の部分で。高1で前十字靭帯を断裂、唯一県トレセンに選ばれなかった中2でも怪我が続いた。高1でのリハビリの時に体のケアについて考える機会ができた。それまではケアのことなどは何にも考えていなくて、早くからそういう事に気づけていれば怪我をしなかったかもしれないと思います。
Y みんなどんなこと言ってたんですか?
S 愛実(福岡愛実選手)はすぐに成果が出ないことが苦手と言っていた。
Y それはすごく思います。でもそういうことがすごく大事。リハビリの時に強く思いました。
S 先ほども少し話題に出ましたが、筑波大学を選んだ理由は?(体育学群へ入学予定)
Y まずサッカーがしたいことです。
それと、私は体育の教員になりたいと思っています。
その中では筑波はトップだと思うし、どうせやるなら1番の所を目指したいと思いました。
S サッカー部の人数はどれくらい?
Y 各学年8人ずつくらい。いろんな学部の人が集まっていてアットホームな雰囲気です。
大学としてスポーツを推奨しているしサッカーに集中できる環境が最高です。グランドまで家から自転車で5分、最高です。
あとはシンプルに試合に出たい。シーガルズはたくさんカテゴリーがあるけど、どのカテゴリーでも試合に出られるところが良かった。やっぱり試合に出てこそ一番成長できると思います。
S ではこれからの抱負や目標を。
Y インカレに出たい。
そのためにまずレギュラーを取る。そして今年クラブユースでとれなかったゴールをちゃんととりたいです。
自分でこれ以上ないくらいしっかりやりきったと思えるような4年間にしたいと思っています。
S これからはシーガルズの仲間がライバルになるね。
Y やっぱり負けたくない。でもすごく楽しみです。
これまで同じユニフォームを着ていた仲間と、これからは違うユニフォームを着て対戦できる。これはみんながサッカーを続けているからこそです。
ポジション的には愛実(福岡愛実選手)とマッチアップする。もしかしたら綺乃(笠原綺乃選手)も。
お互い得意も苦手も知っているからやりたくないけど楽しみ。
やるからにはチームのためにも負けられないです。
S 最後に、後輩たちとこれからシーガルズを目指す選手たちにメッセージをお願いします。
Y まずは楽しんでほしいです。6年間は本当にあっという間なので。
シーガルズは環境もとても恵まれています。
あとは仲間。ここでの仲間は離れても仲間です。つらいこともあるけど、それを一緒に乗り越えるからこそさらに強いつながりができる。
サッカーの力をのばすことはもちろんだけど、それだけでなくそういうことも感じてほしいと思います。
S ではインタビューは以上です。ありがとうございました。
これからもがんばって!!