【2024年シーズン終了】
皆様
お久しぶりです。
U15担当の石川です。
だいぶ更新をしていませんでした。
いつものことなので気にしていない方が多いと思いますので進めさせてもらいますね。
もし楽しみにしていた方がいればすみません(いないと思いますが...)
11/10(日)をもちまして、トップとセカンド共にリーグ戦全日程を無事に終えることができました。
選手はもちろん、保護者の方々やスポンサーの方々、多くのご支援のおかげで終えることができました。
本当に感謝すると共にたくさんの応援ありがとうございました。
さて、いきなりですが一旦今年度の成績をまとめてみました。
◯リーグ戦
【トップ 】
神奈川県リーグ2部リーグ(優勝)
成績:18勝2分0敗(勝ち点50)
得点:78得点(リーグ1位)
失点:15失点(リーグ2位)
【セカンド】
神奈川県リーグ3部リーグ1stステージ(5位)
成績:5勝0分4敗(勝ち点15)
得点:24得点(リーグ3位)
失点:18失点(リーグ8位)
神奈川県リーグ3部リーグ2ndステージ(5位)
成績:5勝2分2敗(勝ち点17)
得点:19得点(リーグ6位)
失点:13失点(リーグ4位)
◯トーナメント戦
神奈川クラブユース
成績:ベスト16敗退
※敗者復活戦の勝利で関東クラブユース出場(12位)
関東クラブユース
成績:2回戦敗退
神奈川高円宮杯
成績:ベスト16敗退
以上、今年度の公式戦成績になります。
続きまして今年度のチーム目標になります。
(前期目標、後期目標に分かれて設定しています)
【前期目標】
◯リーグ戦
トップ:勝ち点21以上
セカンド:リーグ残留
◯トーナメント
神奈川クラブユース:優勝
関東クラブユース:1勝以上
【後期目標】
◯リーグ戦
トップ:昇格(勝ち点45以上)
セカンド:昇格争い
◯トーナメント
神奈川高円宮杯:ベスト4以上(関東大会出場)
関東高円宮杯:関東リーグ所属チーム撃破
以上、チーム目標になります。
恐らくここまでは保護者の方々は知らないことだと思います。
リーグ戦に関してはトップ、セカンド共に目標を達成してくれたのかなと。
トップに関してはリーグ優勝と昇格を決めてくれました。勝ち点も50まで伸ばし、調べた結果ですがこれは過去3年間(2021-23)2部リーグでは無かったことで、無敗での優勝もありませんでした。
セカンドに関しては2ndステージでは昇格争いを演じてくれました。
選手の半分はU14選手が出場する中やトップに出場が叶わない選手のモチベーションなどを考えると非常に頑張ってくれたと思います。
さて、タイトル通り話を戻りましょう。
11/10(日)にシーガルズでの公式戦の試合全日程が終了しました。
(U15CJYリーグが残ってはいますが、全員参加では無いので置いときます)
まずは自分は選手や保護者の方々に伝えておかなければいけないことがあります。
前年度に降格をしてしまってすみません...
本来ならば彼らがU13年代では関東リーグを、U15年代では県リーグ1部リーグに所属しているはずでしたが...
残念ながら自分が担当していたカテゴリーで降格をしてしまったおかげで33期生の選手達は全て本来思っていたリーグに所属していなかったわけで...
日頃から選手達に叱咤激励をしている自分ですが、心の中では「一つ下のカテゴリーにしてごめんね」と思いながら指導していたわけで...
自分が選手だったら「お前が降格させたのに偉そなこと言うな!」と思っていたでしょう笑
そんな環境ですが、その度に彼らはしっかりと責任を果たす事をしてくれました。
U13年代で関東リーグへの昇格、そして今回のU15では1部リーグへの昇格と導いてくれました。
ん??
ちょっと待てよ。
これを書きながら振りかってみると、彼らは今リーグを無敗優勝したけどU13年代でも1stステージを無敗優勝、2ndステージではバディー戦でしか負けて無いんじゃないかと。
トップの括りになってしまいますが3年間ほとんど負け無し。
すげーな。と改めて驚かされました笑
自分としても3年間U15世代を指導させてもらいましたが、恐らく最強世代だったんじゃなかったんじゃないかと思います。
と、まー前置きが長くなりましたが1年間振り返っていきましょう。
1年間楽しませてもらいました。
非常に人間的にも面白い選手が多く、求めてる事に素直に取り組んでくれる選手達ばかりだったと思います。
この年代になると大人ぶったりして、サッカーに真摯に向き合えないようになったりする年代なんですが彼らには全くありませんでしたね。
いい意味でも悪い意味でも「サッカー少年」って感じで。笑
やることなすことが小学生がやるような事ばかりで、その度に自分に怒られていた印象がありますね。
いや、怒るはコンプラに引っかかるな...
叱られていた印象がありますね。笑
けど、サッカーに向き合う情熱は間違いなくトップ世代だったと思います。
技術レベルも高く、リーグ戦でトップとセカンドに分けなくてはいけないですが、どの選手がトップで出場しても問題なくやれていたと思います。
そんな3年間でリーグ戦ではほぼ負け無しの世代ですが、トーナメントだけは上手く行きませんでした。
前述の通り、クラブユースと高円はベスト16で敗退...
クラブユースは敗者復活で関東で出場できましたが、高円は関東まで届きませんでした。
勝つことができなかった。
いや、勝たせてあげることができなかったが正解かもしれません。
自分自身そしてチームでも、過去のトーナメントの経験からの課題や振り返りを行い準備をしてきたつもりですが勝たせることができませんでした...
2つのトーナメントの事を考えると今でもモヤモヤすることがあります。
ただ...こんな結果でも良かったのかなと最近は思うわけで。
決して言い訳ではないです。笑
それはこの中学年代は悔しい事を経験している方が後のサッカー人生で財産になることも知っているから。
神奈川を取れなかった。関東では歯が立たなかった。全国に出場できなかった。
県で1番になる気持ち。関東地域で活躍する気持ち。そして全国に出場する気持ちってどんな感じなんだろう。
その思いを持って、そこの舞台に立つことを目指して努力することを持ってユース年代を迎えることの方が彼らの原動力になるんじゃないかなって思っています。
憧れを持つ。
これが次に進むための一番の力になるんじゃないのかなと。
そーえば、自分も中学校時代にシーガルズに所属して市民大会1回戦で負けるようなチームでしたが、全国の舞台ってどんな感じなんだろう?と憧れを持ち当時全国常連高校の逗葉高校に受験で入学して憧れをパワーに変えて一つの夢を叶えた思い出があります。
1回戦負けでしたけど...
その後もJリーグの華やかな世界に憧れを持ち、多くの観客の前でプレーする選手たちの気持ちはどんななんだろうと思い憧れをパワーに変えてもう一つの夢を叶えた思い出もあります。
Jリーグで1試合も出場しないで引退しましたが...
その後も...って自分の話が中心になってしまうのでやめましょう。笑
話をまとめると中学年代で全ていい結果を残せなくて良かったと思っています。
彼らは間違いなくここ数年でシーガルズJYでは最強の世代だったと思います。
そんな彼らが悔しい気持ち、目標を叶えることができなかった思いを次のユース年代で持って進めていけるのは彼らにとって最高の財産になるんじゃないかなと思います。
いい結果も悪い結果も全て経験してくれた世代。
次のステップでその経験を活かして何人の選手がユース年代で活躍している情報が入ってくることが今から楽しみです。
長くなってしまって、話がまとまっているか不安ですが1年間の総括を綴ってみました。
選手の皆さん、そして保護者の皆様1年間お疲れ様でした。
来年からは自分が担当では無いですが、選手が成長できる環境を作れるように頑張っていきたいと思います。
皆さん、良いお年をお過ごしください。
U15担当
石川 扶
【財産】
U15世代になってから初めての投稿になります。
今年もU15担当になりました石川(扶)です。
今更ながらよろしくお願いします。
さて、どこから話をしていいのか分からないぐらいになっています。笑
いつも通りなんですが...
すでに皆さん知っているとは思いますがリーグ戦が2月から始まって、もうすでに県2部に所属するトップは8戦と県3部に所属するセカンドは6戦と試合をこなしています。
成績は...
トップ:7勝1分 得点36 失点8
セカンド:3勝3敗 得点16 失点11
と自分がU15を見るようになってからトップ、セカンド共に例年にない良い成績を残してくれています。
そして先日、神奈川クラブユースベスト16まで進み関東大会決定戦を行いました。
結果は残念ながら0-1で敗退して関東大会出場をかけての敗者復活戦に回ることになりました。
3年連続の関東大会出場をここで決めたかったのですが...
U15を見るようになってから3年目。
過去のU15世代には失礼になってしまうかもですが、ここ数年で1番と思っています。
もちろん技術的なところも高いと思っていますが、何よりサッカー小僧が多いのがこの世代。
多感な時期の年代だけあって、この時期になるとサッカー以外に目を向けてしまう選手が毎年多いのですが優先順位が常にサッカーになっている選手が多い印象です。
それだけあって勉強の方が怪しいですが...笑
彼らはU13年代では前期、後期を優勝をして関東リーグに昇格した世代。
ありがたいことに周りからも高い評価をいただくことが多いです。
そんな選手達ですが、決して勘違いしないのも彼らの良さでもあって。
トップに関してはU13年代では1試合だけしか負けてなく、U15になってからも負けてなかったので本当の公式戦での敗戦は本当に久しぶりなわけで...
なので今回の敗戦では勝利にさせてあげれなかった監督の自分に色々な感情が入り混じっているのが正直です。笑
ただ普段周りからネガティブ思考と言われている自分ですが、今回の敗戦はとてもポジティブに考えています。
負けて喜んでいるのかと言われそうですが、決してそんなことはないです。
2年前にクラブユースを優勝した世代があります。
その世代は今までのシーガルズ最強世代を言われていました。
そんな世代ですがクラブユースを優勝した後に関東大会では初戦で敗退し、その後のリーグ戦も連敗を喫してしまいました。
中にはクラブユースを優勝した事で燃え尽きてしまったと言ってクラブを去ってしまった選手もいました...。
いわゆる燃え尽き症候群になっていたんじゃないかなと思います。
人間どんな時も上手くいっている時はなんでも楽しいしやる気もあります。
ただ人間の本性は上手くいってない時、負けてしまった時に出るものだと思います。
中学生の彼らには今回の久々の敗戦はキツイものがあったと思います。
ただ大事な試合で負けてしまった経験をこの時期にできたこと。
負けてしまった後に修正をすることができる経験をこの早い時期に経験できることはタイトルを取る経験よりも変え難いものだと思っています。
そして何より、関東大会敗者復活戦で勝利することができれば関東大会に出場できる。
失敗を挽回できるチャンスがすぐに待っていることを考えれば選手が成長できる機会がまた来るということにポジティブに考えています。
スラムダンクに出てくる作中最強と言われていた山王工業が主人公チームの湘北高校にインターハイ2回戦で負けてしまった後に山王工業の監督が言っていた
「負けたことがあるというのが、いつか大きな財産になる」
今はこんな気持ちです。
最強なんて思ってもいませんが...笑
また頑張っていきます!